Chrony で 自動 強制 時刻 同期 設定 for 仮想OS VM ( CentOS7 )
chrony の一部設定において 日本語 サイト では 以下対策の情報が とてもヒットしづらかったので 書き起こします。
自身は 仮想OS を扱いますが、その仮想OS は、夜中の間、仮想サスペンド状態 になります。
そして、朝 特定の時間になると、 サスペンド から復帰した時に、時刻が 夜中のまま盛大に毎回ずれるという仕様です。( QNAP Virtulization Station の VM - CentOS7 上で )
そのとき、どうやって chrony の設定ファイルを使って 毎朝 強制時刻同期させるか? というテーマです。
[ 結論 ]
/etc/chrony.conf の makestep 指定において、最後の引数を -1 に する。
例) 10秒以上 ずれてたら 毎回 stepモードで 強制的に時間を設定する。
makestep 10 -1
通常 makestep は、このような設定などが 例としてあげられています。
リアルマシン向け にも妥当な設定かと思います。
" 1秒以上の 時刻ズレ があったら、3回まで ntpサーバーに同期する " 設定です。
しかし、 回数 無制限 の指定はどうするのか、わからなかった。
アシタリスク * を使ってもNGだったし🤔むむむ
「 回数指定を -1 にするんだよ 」
あ、なるほどね。。
参考1
" 3.3. Is chronyd allowed to step the system clock? " の段落
参考2
https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/7/html/system_administrators_guide/sect-understanding_chrony_and-its_configuration
" makestep " の 段落
(マイナス値を使うと、制限を無効にできます)。